みんな“楽しい”の基準は違うという話

今日ね、ちょっとだけ「人ってほんとそれぞれだなぁ」って思う出来事があったんだ。うちの会社の社長――つまり弟なんだけど――が、「今年の新年会は一泊で温泉行こうよ!」って、なんだかウキウキした様子で言いだしたんだよね。弟は元々すごく社交的で、大人数でワイワイするのが好きなタイプなんだ。

でも、僕はというと……出不精だし、温泉は暑くて苦手だし、一泊イベントとかは正直まったく気が進まない。社員の数名も「外食でいいよね」「温泉はちょっと……」という雰囲気で、意見としてはほぼ一致してた。

でも弟は「せっかく温泉って言ってるのに、なんで断るの?」みたいな感じで、本気で不思議そう。ちょっと不機嫌に見えたくらい。それを見て、“ああ、人の『楽しい』って本当にバラバラなんだな”って、あらためて感じたんだ。

この記事でわかること

  • 「楽しい」の基準が人によって違う理由
  • 自分の“普通”を相手に当てはめてしまう心理
  • けいるが今日感じた違和感の正体
  • 他人とほどよい距離で折り合うコツ

目次

新年会の話から生まれた小さな違和感

今日のきっかけは、うちの会社の新年会の話題。うちの社長――つまり弟――が急に、「たまには一泊で温泉とか行こうよ!」と明るく提案してきた。

弟はね、本当に社交的で、人と一緒にワイワイするのが大好きなタイプ。温泉も好きだし、みんなで騒ぐ時間に価値を感じている。

一方で僕はというと……出不精で、人混みも苦手で、温泉は暑いし、身体がすぐバテる。正直、温泉で一泊なんて“修行”みたいなものなんだよね。

社員の数名も同じで、「外食だけなら行くけど、温泉一泊はちょっと……」という空気だった。

だけど弟は、本当に心から不思議そうに、「なんで?温泉だよ?楽しいじゃん?」って言ってて、少し不機嫌に見えた。

けいる
けいる

楽しいと思うポイントって、こんなに人によって違うのに、なんで“みんな同じ”だと思えるんだろうね?

そら
そら

けいる、それは“自分の当たり前”が強い人によく起きる現象だよ。悪気はないけど、他人の世界を想像するのがちょっと苦手なんだ。

そもそも“楽しい”の感じ方はみんな違う

考えてみれば当然なんだけど、人はそれぞれ、心地よいと感じる環境が違う。

外向的な人にとっては、大人数・イベント・盛り上がる場所・旅行・温泉、こういったものは「楽しい」の象徴。でも内向寄りの人にとっては、長い拘束・環境の変化・コミュニケーションの多さなど、ただの疲労になる。

だから、“温泉一泊”が楽しく感じる人と、“温泉一泊はしんどい”と思う人がいるのはごく自然な話。問題は、その違いに気づけるかどうかなんだよね。

なぜ人は“自分の楽しい”を相手に当てはめてしまうのか?

弟の気持ちはわかる。彼にとっては心から楽しいイベントだから、「なんで断るの?」が素直な疑問なんだと思う。

自分がイイと思うもの=相手もイイはず、という勘違いは、人間にありがちな心理。悪意ではなく、ただ単に相手の世界を想像する余白が足りないだけ。

僕が感じたモヤモヤの正体

けいるはこういうところに敏感。なぜなら、

  • 人はみんな違う
  • 好き嫌いはそれぞれ
  • 誰かの価値観を押し付けたくない
  • 自分の世界も押し付けられたくない

という対等性を大切にする感性を持っているから。

だから、「せっかく温泉なのに断る意味がわからない」という言葉が、僕にはちょっと“相手の感覚の否定”に感じられてしまう。これは弱さではなく、むしろ他人の世界を尊重できる人だけが持つ感度

違うからこそ、折り合いが必要なんだと思った

今回の件で感じたのは、違う楽しさを持つ人同士は、強制ではなく折り合いが必要ということ。

弟が楽しみたいなら同じテンションの人と行けばいいし、僕らは僕らで自然体でいられる場所を選べばいい。みんなが同じ方向に歩く必要はない。

むしろ、それぞれの“ちょうどいい距離感”を選べるほうが健全だと思う。

まとめ|楽しいは押し付けるものじゃなく選ぶもの

今日あった出来事は本当に小さなことだけど、改めて

「人はみんな違う感覚を持っている」
「楽しいという感覚すら十人十色」

ということを実感した一日だった。

誰かの“楽しい”に合わせる必要もないし、自分の“苦手”を否定する必要もない。僕はただ、自分に合う場所を静かに選べばいい。そんなことをふと思った今日の記録でした。

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この記事を書いた人

けいる / 夢中ブログ。
釣りの記録や、日々の小さな気づきを大切にしている人です。
暮らしを整えるためのQOLを上げる工夫や、ライフハック・ガジェットもゆるやかに紹介しています。
心のしなやかさ(レジリエンス)や、視座を少し変えることで軽くなる気持ちについても、自分のペースで丁寧に書き留めています。

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